本日8月23日、東京・吉本興業にて「YOEC1期生から沖縄県住みます芸人が誕生!発表会見」が行われた。
空馬良樹、ぬらりひょんに続く、3代目沖縄住みます芸人に選ばれたのは、沖縄出身の初恋クロマニヨン。2003年に結成後、アマチュアの大会で大賞を受賞、2004年にプロデビューしてからはM-1グランプリで準々決勝、よしもと沖縄エンターテインメントカレッジ(YOEC)入学後に出場した沖縄のO-1グランプリで決勝進出と、順調に結果を残している。
会見では沖縄出身のセブンbyセブンが司会を担当。宮平が住みます芸人プロジェクトやYOECなどの説明をするたびに、相方の玉城が萩原流行のモノマネで「言えよ!」とボケ、登場早々会場を沸かせた。初恋クロマニヨンは登場後、挨拶代わりに漫才を披露。堂々とテンポの良い漫才で記者たちをひきつけたが、終了後は「恥ずかしかった」と緊張の面持ちで感想を語った。そんな彼らを応援するため会見に駆け付けたのは、スリムクラブ。真栄田の登場ポーズに玉城が「タネンチュ国場かと思った」と早めにツッコむと、真栄田は「キャン×キャンさんをやろうと思ったのに!」と、先輩にクレームをつけた。スリムクラブはYOEC1期生のライブの司会を務めた経験があり、「とてもレベルが高かった」と高評価。真栄田は「彼らもすごかったけど、ピン芸人で頭のおかしい……」とボケ交じりに言い始めたところ、相方の内間はその発言を優しく見守っていたため、真栄田が「1回止めよう」と注意するも、「のびのびやってください」と笑顔で言い返されてしまった。それに対して真栄田は、「最近内間がネタ中に前を向けなくなってて(笑)」と告白。「キングオブコントも向かい合う設定にして、THE MANZAIも新幹線っていう設定で俺だけ前を向いて。危ないです」と悩みを明かした。
続いて、沖縄芸人が一致団結して面白いところをアピールしようと、1発ギャグ大会を開催。内間の「沖縄出身の野球の審判」、初恋クロマニヨン・新本の「ポジティブギャグ」、宮平の偉人ギャグなどを次々繰り出し、玉城のおなじみ「すし三昧!」もしっかりと見せつけた。最後に真栄田から初恋クロマニヨンに「ポップに、ヨシモト∞ホールで人気が出るように」という内容の言葉を毒交じりにエール。周囲から止められ、「ネタももともといいですから、さらに楽しくやれば間違いない。沖縄旋風をぜひ巻き起こしてください。まだ沖縄から日本一は生まれてないので。とにかくこれから注目です」と改めて力強いメッセージが送られた。初恋クロマニヨンもそれに応えて「沖縄は群雄割拠なので、まず沖縄で1番になって、中央に出てきたいなと思います」と意気込み。まずは、今年も開催される「O-1グランプリ」優勝を目指すということだ。今後の彼らの活躍はYNNなどで配信される。