OPENING TALK
ジャンプW杯 高梨沙羅(15)初V
おととい山形市で行われたスキーのW杯ジャンプ女子第11戦で、15歳の高梨沙羅が初優勝を果たした。(サンケイスポーツ)
ゴルフ斎藤愛璃(22)最速初V
きのう、沖縄・琉球GCで「第25回ダイキノーキッドレディスゴルフトーナメント」が行われ、斎藤愛璃が優勝した。他のスポーツ選手はアマチュア時代からあまり大きな大会等では勝った事もなく、クラブのメーカー等についても無頓着だという。(中日スポーツ)
先週末は2人の若い女性の活躍に湧いた。1人がスキー・ジャンプでワールドカップ初Vの高梨沙羅(15)で、もう1人が女子ゴルフの開幕戦「ダイキン・オーキッド・レディース」をさらった璃(22)だ。
小倉智昭
元気なのはなでしこジャパンだけじゃありません。
高梨はこれまでずっと2位だったが、山形の蔵王で行われたワールドカップの3日(2012年3月)の競技で、1本目で102・5メートルというバッケンレコードを出して1位になり、2本目が悪天で中止になったためそのまま初Vとなった。
ライバルはアメリカのサラ・ヘンドリクソン(17)。 奇しくも2人の「サラ」というわけだ。飛距離では沙羅の方が上回るのだが、「飛型点」、とりわけ着地のテレマーク姿勢で差がついてしまう。
小倉智昭
(次ぎの五輪)ソチまでにはまだ2年あるし、2歳若いんだから追い詰めていけるでしょう。ワールドカップの最終戦はオスロ。沙羅ちゃん得意のジャンプ台なので2勝目をマークしてほしい。
斉藤愛璃のツアー11戦目の優勝は日本最速だ。
小倉智昭 笠井くんも何か…。
笠井信輔 ムニャムニャ。
小倉智昭 顔でしょ?
笠井信輔 いや、清新な…。
2打差のトップでのスタートだったのを最初のホールでダブルボギー。普通の新人ならここでガタガタになるのを盛り返して、最終ホールのパーパットが入らず、10アンダー3人 のプレーオフになった。最初のホールで李知姫(韓国)が脱落。2ホール目、三塚優子が短いパーパットをはずして、斉藤があっさりと優勝を手にした。これは何かがついているという感じ。シンデレラの誕生だ。
小倉智昭
とにかく可愛いもんだからギャラリーが応援するわけですよ。『入れー』なんてね 。彼女はクラブにも無頓着で、専門家に『こんなバラバラなセッティングでよくまあ』といわれ、今年新しくしたらしいが、これもメーカーはバラバラ。それでも勝った。女子ゴルフもきれいな人が増えて、ますます人気が…。
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