長寿の秘訣は?
2010年厚労省調べによる年齢調整死亡率が発表された。人口10万人あたりの年間死亡者数を表すもので、この値が低いほど長寿の人が多い。男女とも、長野が最も低く、長寿の県と言える。
日本一「死亡率」低い 長野県 ”長寿”につながる食べ物は?
2010年厚労省調べによる年齢調整死亡率が発表された。男女とも、長寿日本一となった長野県を取材。飲食店店主は長寿につながる食べ物としてハチの子とイナゴを挙げた。海がない長野では、魚に代わり虫でタンパク源を補ってきた食文化がある。
日本一「死亡率」低い 長野県 秘訣は「食生活」と「病気予防」
年齢調整死亡率が男女とも日本一低い長野県を取材。同県は野菜摂取量が全国1位でもある(厚労省調べ)。一般家庭では、野沢菜など野菜類を多く採っているという。県庁の健康長寿課で聞くと、食習慣と県民の予防意識の高さが長寿の秘訣に挙げられた。
日本一の長寿の県、長野県で街頭インタビュー。なるべく歩くようにしていると話す高齢者が多く、健康を保つため日常的に運動を採り入れていることが多いと分かった。
長野県についてトーク。今回の取材により、生活習慣と食生活の改善・向上が長寿につながることが分かった、県によれば、健康や生活に関するセミナーへの参加者が非常に多いと、報告。
年齢調整死亡率が高い県を表示。男女とも青森が日本一高い。小倉智昭の出身地、秋田が男性2位に入っていることについて、おやつに漬物を食べたり酒も飲む人が多いのが原因ではと小倉本人が分析。
年齢調整死亡率というのをごぞんじか。人口10万人あたりの死亡者数のことで、数値が低いほど長寿。2010年の調査で長野県が男女とも1位になった。2、3位は男が滋賀、福井、女が新潟、島根だった。男では長野は5連覇なのだそうだ。なぜ長野だけが…というので、「とくダネ!」が調べた。
榎並大二郎アナがあちこち聞き回ったら、小料理の店で「食べ物です」と出されたのが「蜂の子」と「イナゴ」。「タンパク質だから」といわれ て、涙を流しながら食べていた。ごくろうさま。でも、あれうまいんだよ。長野は野菜の消費量でも日本一だ。一般家庭を訪ねてみると、野沢菜だけじゃない。みそ汁にも餃子などにも大いに使う。「ナマ野菜はたくさん食べられないから、煮たりして」という。
県には健康長寿課があって、「病気予防に食べ物は大事。勉強熱心な県民性だから、情報をとりいれている」という。食育キャンペーンでは「朝食を食べよう」「野菜・果物を食べよう」「減塩しよう」なんてスローガンが並ぶ。健康に関するセミナーにも参加者が多いという。
町で高齢者に聞くと、「なるべく歩くようにしている」「1日5キロは歩く」「歩くことが一番」。ご婦人の1人に「ご両親は何歳まで生きておられたんですか」と聞くと、「母は101歳」「ひゃくいっさい!」「ははは、おかげさまで」てなものである。
小倉智昭
イナゴや蜂の子は誰でも食べてるわけじゃないでしょ。
田中大貴
今は貴重なものです。
昔は貧しさの象徴だった。蕎麦だって、他のものが育たない荒れ地でも育つ唯一の作物だった。
ピーコ(タレント)
おやきだって中は野菜でしょ。
ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)
天達さんに、お天気と長寿の関係を調べてもらいたい。ただ長生きじゃなくて、質の高い長生きの仕方が重要。
小倉
青森、秋田で生まれても、長野に住めば長生きするってこと?
死亡率が高い方は、男性は青森、秋田、岩手、女性は青森、栃木、和歌山だ。女性はともかく、男性は東北ばかりである。
小倉
立派です。秋田はね、雪国だし、おやつというと漬け物。酒は飲む。 悪いものが揃ってる。
田中
ひとつは塩分というのがあるようです。
でも、減塩なんてこの20年、30年の話。昔ながらの野沢菜を食って長生きした人がたくさんいた。もっとも、みんな80過ぎても畑仕事していたが…。
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