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首位のデンソーが13勝目、NECは今季初白星 パイオニア、東レに3−2で勝利

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 バレーボールのV・プレミアリーグ女子は12日、兵庫・加古川市立総合体育館などで4試合が行われ、デンソーがJTをフルセットの末に下し、13勝2敗で首位を守った。2位の東レはパイオニアに2−3で敗れ、今季3敗目。また、NECは岡山にストレート勝ちを収め、15試合目にして初白星を挙げた。

 デンソーは試合序盤からJTの速攻を絡めた巧みな攻撃に苦しみ、常に先行を許す苦しい展開を強いられた。だが、第2セットの終盤で熊谷桜子のサーブをきっかけに相手を崩すと、その後は破壊力のあるサーブとアタックで加点。ベタニア・デラクルス(ドミニカ共和国)がアタック、ブロック、サーブに大車輪の活躍を見せ、1人で51得点をたたき出した。

 この日もエースの木村沙織を欠いた2位の東レはフルセットの末にパイオニアに敗れ、痛い3敗目を喫した。3位の久光製薬はトヨタ車体にストレート勝ちを収めて10勝目。14連敗中だったNECは岡山をストレートで下し、うれしい初勝利となった。

■12日の試合結果
◇兵庫・加古川市立総合体育館
NEC 3−0 岡山
(25−22、25−16、25−19)

JT 2−3 デンソー
(25−20、23−25、25−14、19−25、12−15)

◇岐阜・岐阜メモリアルセンター
東レ 2−3 パイオニア
(21−25、25−19、25−21、15−25、10−15)

久光製薬 3−0 トヨタ車体
(25−21、25−17、25−17)



 バレーボール・プレミアリーグ女子は第16日の12日、各地で4試合を行った。パイオニアレッドウィングスは岐阜市の岐阜メモリアルセンターで2位の東レと対戦、3−2でフルセットの激戦をものにした。通算成績は4勝11敗で、6位トヨタ車体と勝敗数で並んだもののセット率で下回り、7位のまま。

 パイオニアは第1セット、先発起用のレフト服部晃佳が活躍。持ち味の守備でリズムをつくりながらスパイクを決め、25−21で先取した。第2、第3セットは相手の日本代表センター荒木絵里香の速攻に苦しんで落としたが、第4セットは粘り強い守備から、センター線とレフトのシャイーヌ・スタエレンス、ライト浅津ゆうこら両サイドが多彩な攻撃を展開し、25−15で奪取。最終セットは一進一退の攻防が続く中、終盤に連続ブロックで抜けだし、15−10で勝利をもぎ取った。

 特にブロックが機能し、21得点。相手の破壊力を効果的にはね返した。

 パイオニアの次戦は第17日の18日、ホームの天童市・県総合運動公園総合体育館で、トヨタ車体と戦う。

(2012年02月12日 スポーツナビ「首位のデンソーが13勝目、NECは今季初白星=バレー女子」より)
(2012年02月12日 山形新聞「パイオニア、東レに3−2で勝利」より)


























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