要潤扮する時空ジャーナリスト、沢嶋雄一が教科書に載らない名もなき人々に密着し、歴史の真実を追うドキュメンタリータッチのNHKの人気シリーズ「タイムスクープハンター」。同シリーズ初の長編映画『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』が8月31日(土)から公開となる。
テレビシリーズでは、それぞれのエピソードで語られる時代の人々を除けば、沢嶋と杏演じる彼をサポートするタイムナビゲーターの古橋ミナミの2人しか出演していなかったが、夏帆が新人ジャーナリストの細野ヒカリとして登場し、意外な活躍を見せるのだ。
本作では安土城が焼失したとされる安土桃山時代を舞台にしているが、博多の豪商・島井宗叱の持つ茶器を巡って、1940年代や1980年代にもタイムワープ。夏帆演じる細野は普段は沢嶋同様にタイムスクープ社の純正スーツ姿だが、1980年代では女子高生に扮し、セーラー服姿も披露してくれる。
沢嶋の仕事をサポートしつつも、時にスリリングな行動を見せたり、新人らしからぬ言動で沢嶋を困惑させるなど、絶妙な存在感を発揮している。また、彼女以外にも前述した杏演じるミナミも華麗なアクションを披露しているので、2人のヒロインの活躍に注目してほしい。