「未来(あした)への道 1000km縦断リレー」は7日目を迎え、残すところ、半分のところまで進んできた。
7日目の31日は、宮城・松島町を出発し、亘理(わたり)町までのおよそ59kmを走った。スタート地点からは503kmと、たすきは、いよいよ全工程の半分のところにまで到達した。
そんな31日の第1走者は、「めざましどようび」のメーンキャスター・皆藤愛子さん(29)らが務めた。
皆藤さんは「きょうは元気に明るく、精いっぱい走りたいと思います」と話した。笑顔で応援に応えながら、第1中継地点までの1.7kmを走り終え、たすきを渡した皆藤さん。皆藤さんは「まだまだ、いろいろなことが、わたしたちも伝えていかなければいけないことがあるなと思うんですけど。でもきょう、こう走ってみたところ、本当に皆さん明るい笑顔で、元気に応援してくださって。ちょっとずつでも元気になっていて、よかったなと思いました」と話した。
その後、たすきは、一般参加ランナーたちにより、仙台市宮城野区までつながれた。
ここでたすきを渡されたのは、東日本大震災の復興チャリティーイベントを精力的に行っている「乃木坂46」のメンバーで、宮城県出身で、自身も被災した大和里菜さん(18)。宮城県知事が待つ、宮城県庁までの3.6kmをたすきでつないだ。
宮城県の村井知事は「夢をかなえて、ふるさとに元気と笑顔を届けてくださいました。今後の活躍を期待しております。頑張ってください。かわいいね」と話した。大和さんは「皆さんに、歌やダンスパフォーマンスを通して、少しでも元気や勇気を与えられるような存在になれたらいいなと思います。一緒に元気になりましょう」と話した。
残すところ、あと500km、たくさんの思いを乗せた、たすきが東京・お台場に到着するのは、1週間後の8月7日となっている。