フジテレビの“カトパン”こと加藤綾子アナウンサーが、21日に放送される同局の選挙特番「FNN参院選 真夏の決断2013」のメーンキャスターを務めることが5日、明らかになった。加藤アナが選挙特番のメーンキャスターを務めるのは初めてである。
加藤綾子アナ
このような形で選挙番組に携わらせていただくのは初めてのことなので緊張しております。今回初めてネット選挙が導入され、SNS世代にとって遠く感じられた選挙は身近なものになるのか……私もこの世代の一人として注目しながら選挙特番に臨みたいと思います。
また、加藤アナとともに安藤優子キャスターと三宅正治キャスターもメーンキャスターとして登場。開票コーナーでは、伊藤利尋アナや石本沙織アナらが、刻一刻と変わる開票情報を伝える。番組は3部構成で、1部は午後7時58分〜同8時45分、2部は同10時59分〜深夜0時15分、3部は深夜0時半〜同2時半放送予定。加藤アナらは、1、2部に登場する。
参院選の投開票日の二十一日夜は、テレビ各局が特別番組を組んで選挙結果を速報する。インターネットを使った選挙運動を検証したり、知名度の高いジャーナリストを起用するなど各局とも力を入れている。
■ヤフーと連携
TBSの特番は午後七時五十分から。関口宏が初めて担当。一カ月に五百億のアクセスがあるという「Yahoo!JAPAN」から、データの提供を受ける。
公示から十七日間の期間中、どんな政党、候補者、政策が頻繁に検索されたのかなどを分析する。
松田崇裕・制作プロデューサー
やりたいのは候補者の検索数ランキング。初のネット選挙で有権者はどう動いたのか、検索数と当落に相関関係はあるかを見たい。
データ放送では、ツイッターで盛り上がっている政策や政党名などのキーワードをグラフで見せたり、番組への意見を「ふきだし」風に紹介する。
■辛口に期待?
テレビ東京の特番は午後七時五十分からで池上彰さんが司会。昨年の衆院選で党首への辛口インタビューが好評だった。
池上彰
予想外に話題になってしまい、期待する声があるのがプレッシャーです。政治のプロではなく家族や、将来有権者になる人に見てもらいたい。注目点は衆議院と参議院のねじれが解消されるのか。そして参議院の在り方を視聴者と一緒に考えたい。当選者には日本の将来を背負う責任や覚悟を問いたい。
衆院選で痛いところを突かれた政治家は、池上さんの特番を嫌がってもおかしくない。
川口尚宏プロデューサー
クレームはなかった。むしろ今、雑誌で池上さんは、各党の党首にインタビューされてますよね。みなさん、池上さんに自身の考えを聞いてもらいたいのでは。
■見やすさ重視
NHKは武田真一、守本奈実両アナウンサーによる「参院選2013開票速報」(午後七時五十五分〜)、「おはよう日本」選挙特集(翌午前四時半〜)、「参院選2013列島ドキュメント」(同八時半〜)で開票状況や政局の動きをなどをきめ細かく伝える。
見やすい画面作りに力を注ぎ、
(1)バーチャルを使用した議席予測
(2)タッチパネルを用いた選挙区の出口調査や開票状況の紹介
(3)比例代表の開票状況を視覚的にわかりやすく見せる
など、工夫を凝らすという。
NHKは先週、EXILEのメンバーが候補者を応援する写真がブログに掲載されたとして、このメンバーの出演する番組を差し替えた。また、インターネットを使った選挙運動の検証番組を参院選後に放送する。
■若手を起用
フジテレビは午後七時五十八分から。フェイスブックなどと連動して視聴者の声も紹介する。安藤優子、三宅正治キャスターのほか「めざましテレビ」の加藤綾子アナウンサーが担当。日本テレビは午後七時五十八分から。村尾信尚、山岸舞彩キャスターらが担当。第二部では嵐の桜井翔キャスターが解説などを行う。
テレビ朝日は午後七時五十七分からで、古舘伊知郎キャスター、小川彩佳アナウンサーが司会。二十一万サンプルを超える出口調査のデータをもとに、開票速報を届けるとしている。
フジテレビの“カトパン”こと加藤綾子アナウンサー(28)が、選挙特番のメーンキャスターを初めて担当する。
フジは、21日午後7時58分から「FNN参院選 真夏の決断2013」(http://senkyo.fnn−news.com/2013/)と題して、全選挙区の開票速報を伝えるが、報道・情報番組の柱として活躍する「スーパーニュース」の安藤優子キャスター、「めざましテレビ」の三宅正治アナウンサーとともに、加藤が初参戦。「今回初めてネット選挙が導入され、SNS世代にとって遠く感じられた選挙は身近なものになるのか…私もこの世代の一人として注目しながら選挙特番に臨みたいと思います」と話す。
特番は3部構成。開票速報に始まり、各党首と中継をつないだインタビュー、与野党議員との討論など深夜2時30分まで放送される。
また、初の「ネット選挙」において、リアルタイムで更新される政治家の本音をスタジオや画面上で随時紹介。Facebook、イマつぶなどSNSと連動し、視聴者からの生の声も伝える。
Faceboo公式ページhttp://www.facebook.com/FNN.jp
朝の情報番組「とくダネ!」で活躍後、今年4月にフジテレビを退社しフリーに転身した長谷川豊アナウンサー(37)が、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を“急襲”。本紙に「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のキャスター山岸舞彩(26)のセクハラ騒動を上回る、古巣のエロスキャンダルを“告発”した。元アナが目の当たりにし、決死の覚悟で暴露する“テレビ界の闇”とは。
――「ZERO」のプロデューサーが山岸にセクハラしていた騒動が6月に発覚した。フジは?
長谷川:あんなもんじゃないですよ! Xという元番組プロデューサーは評判が最悪。彼はA(現役人気女子アナ)の胸を僕の目の前でモミまくったりしてたんです。で、「Aは胸ねえな!」って暴言まで吐いて。B(退社した人気女子アナ)に対しても同様で、C(退社した超人気女子アナ)も食らったんじゃないかな。D(退社したベテラン女子アナ)なんかオッパブに連れて行かれたんですよ。
――山岸はしつこく誘われていたようだが、確かにその比じゃないと
長谷川:X氏と番組で一緒になった女性スタッフは全員やられた。あるスタッフは、スカートの下から手を入れられ(その状態から手を上へ這わせて)胸をもまれた。その子とは裁判寸前になったと聞いている。それを避けるため、X氏は別の部署に飛ばされた。
――一件華やかに見えるが、ウラは過酷なのか
長谷川:ある部署には、新入社員の中でも抜群にかわいい子が毎年入ってくるんです。で、その子は陰で「いけにえ」と呼ばれ、連日のように得意先との接待に駆り出される。ほんと、セクハラがひどい。下品。一般企業の人がフジに一日入社したら、目を疑わんばかりの光景が広がってると思う。東スポの男セン担当の人たちの方が、由緒正しくやってると思う! テレビ局はウラで、セクハラの雨嵐なんです。ただ、それでくじけるようじゃ女子アナはやってられない。
フジテレビの人気女子アナが壮絶なセクハラ被害に遭っていたことを、元フジでフリーに転じた長谷川豊アナウンサー(37)が“告発”して大反響を呼んだ。「爆弾インタビュー」後編は、2大美女アナへの“差別発言”の真相を激白。「カトパン」の愛称で人気ナンバーワンの加藤綾子アナ(28)を「パン子」と呼び、滝川クリステル(35)を「外人」と発言した舞台裏を明かした。
――長谷川さんは09年9月26日放送のフジのCS番組「フジアナスタジオ まる生」で、滝クリに「外人」発言して、大騒動になった
長谷川:東スポさんには1面にしていただきましたね。
――怒ってないですか
長谷川:だって、あの番組は有料で、普段見られないアナウンサーの素顔を語っていた。僕の毒舌芸はお約束ですから。
――というと
長谷川:あの「外人」発言の放送分の前も、問題発言を10回以上やっていいと(スタッフに)言われてましたから。だから本番で、平井(理央元アナ=30)には、「顔なんか映さなくていい!(自慢の)足だけ映せばいいんだ!」「スカートはかずに出演しろ!」と言ってました(笑い)。
――ひ、ひどい…
長谷川:問題行動が面白いという番組で、演出だったんです。ネットで炎上しなければ意味がないと思ってやった。有料放送だから、加入者を増やすための策でした。
――テレビはそんな危険なことまでやる
長谷川:CSだからやれたことです。ただクリスには「ごめん」って謝った。「いつものことなので気になさらないでください」って返ってきました。他の女子アナには「いい加減にしないと、刺されますよ!」って忠告されましたが。
――いま人気ナンバーワンといえば加藤アナ。モテモテだが、彼氏は
長谷川:聞いたことないですね。普通に考えれば、ステキな彼氏が4〜5人いると思うけど。
――長谷川さんはブログで加藤アナを「ヤリ●ン」の俗語である「パン子」と書いていたが
長谷川:あれは迷惑をかけました。「パン子」と名づけたのは僕だけど、意味を知らなかった。ネット上では「カトパンは誰とでも寝る女なのか」って書かれて。んなわけない!「パン子」と呼ぶのは僕だけですし。
――口説き落とすには
長谷川:肉は一切食べません。アレルギー持ちで、じんましんが出ると聞いている。魚は食べられる。プロ野球選手のみなさん! 加藤を口説きたかったら、すしで。肉と言ったら相手にされない。加藤とはすしに何回も行ったけど、どんなネタでも食べていた。ラーメンでも喜ぶ。無理に高い店に行っても、なびかない。近場で安い店で大丈夫。そういえば、体力はない子。僕が知ってるだけでも、3〜4回は倒れた。仕事がハードだから優しくしてあげれば。
――Eカップの巨乳と聞く
長谷川:触ったことも、もんだこともないです(苦笑)。
――古巣への思いは
長谷川:一緒に仕事することも、お台場に足を踏み入れることも、ないと思う(苦笑)。でも、今でも好き。100倍も200倍も人生を豊かにしてくれた。あれほど素晴らしい会社はないと思ってる。スタッフも優秀で熱心。だから、セクハラとか一部の人たちのせいで悪く言われるのはたまらない。
――今後は
長谷川:当面、テレビの仕事はないと思う。“非円満退社”でしたし(苦笑)。でも、他局のリポーターをやらせていただくことがあれば、遠慮せず視聴率をぶんどりに行く。「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のリポーターになって「笑っていいとも!」を、「モーニングバード!」(テレビ朝日系)のリポーターになって「とくダネ!」を、それぞれ打ち切りに追い込むのが最大の夢。
――ガチンコだと
長谷川:遠慮するつもりはない。僕だけにしかつむげない言葉はあると思う。相手はマスメディアだろうが、大企業だろうが、気にせず戦う。僕の言葉で、表現していける場所で。
☆はせがわ・ゆたか=1975年8月12日生まれ。奈良県出身。立命館大学卒。99年にフジテレビに入社し、同年から2010年まで競馬の実況中継を担当する。「とくダネ!」(00〜10年)のほか、野球やモータースポーツの実況、「26時間テレビ」など多くの番組を担当。10〜12年のニューヨーク勤務を経て13年4月1日付でフジを退社した。趣味は舞台鑑賞、ゴルフなど。