コンビニ大手「ローソン」が15日、高知市の高知鴨部店の休業を発表した。何事かと思ったら、アルバイト店員がこともあろうに店のアイスクリーム用の陳列冷凍ケースの中に入り込んで撮った写真をフェイスブックに載せていたというのだ。何考えてんだ。
その写真がスポーツ紙に載っていた。Tシャツに短パンの若い男が細長いケースの中にすっぽりとうつぶせで入っている。売り物のアイスクリームなどの上だ。写真はもう1枚あって、これは仰向けだった。撮ったのは先月17日(2013年6月)で、ネットには18日にアップした。
たちまち「不謹慎だ」と炎上して、場所までが特定されてしまった。よく見ると、ケースの後ろに「Lawson」の文字がガラスに反射し、たったそれだけで、日本全国に何店舗あるか知らないが、この店とバレたわけで、これまたネットは恐ろしい。余分なひと言をいうと、この大衆の目の威力を信用していない、あるいはわかろうとしないのは警察だけ(防犯カメラ映像をなかなか公開しない)ということになる。
これでローソンの本社が乗り出して調査した結果、「加盟店従業員の不適切な行為についてのお詫びとお知らせ」を出した。曰く「高知鴨部店の従業員がアイスクリームケースの中に入った写真がWeb上に掲載されました。お客さまからお知らせが入り…事実確認をし、直ちに商品ならびにケースを撤去いたしました…加盟店との契約解約及び当該店舗の休業を決定いたしました。
(1)高知鴨部店とのFC契約解約
(2)当該従業員の解雇など
(3)店舗を当分の間休業(7月15日17時より)
司会の小倉智昭「このバカなアルバイトのお陰で店は契約解除。きびしいですね」
当日は気温30度で、梅雨の晴れ間で少し暑い日だったとか。
小倉「新たな経営者が見つからないと、この店は開店できないということだね」
田中大貴アナ「このアイスボックスは氷点下20度前後になるそうです」
菊川怜キャスター「寒すぎますよね」
小倉「やたら写真を載せるのが多いけど、こういうくだらない写真を載せて楽しいんですかね」
ネットにあふれる食い物写真よりは面白いかもしれないけど、面白ければいいってもんじゃあるまい。遊園地でばか騒ぎした大学生、爆発物を次々に見せるバカ。日本人が明らかに壊れていっている証拠がまたひとつ。