女優の宮沢りえ(39歳)と宮崎あおい(27歳)が初共演しているサントリーの「伊右衛門 贅沢冷茶」のCM、「青のれん」篇と「水出し待つ贅沢」篇が、3月2日から全国でオンエアされている。
今回は、従来の「伊右衛門」CMシリーズの新作で、宮崎は宮沢演じる“伊右衛門の妻”の姪という役どころ。「水出し待つ贅沢」篇では、姪を伴って竹林へ散策へ来た伊右衛門の妻は、水出し抹茶を使った香りを愉しむためのお茶を用意していた。茶さじで抹茶をすくうその視線の先には、竹林の清々しい香りに包まれ深呼吸する姪の姿。「ぽたり」と煎茶に溶ける水出し抹茶のしずく。「できたえ」という言葉に振り向き、「ええ香り」と嬉しそうに呟く姪。2人にちょっと贅沢な時間が流れる――といったストーリーが描かれる。
2人は初共演ながら息もピッタリで、撮影の合間にも「伊右衛門 贅沢冷茶」を味わいながら「本当に香りがいいよね」と仲良く話していたそう。ちょっと無邪気な姪と、それを見守る美しい叔母を見事に演じ、「伊右衛門 贅沢冷茶」の世界観を表現した。
なお、今回のCMより、久石譲が手がけた新しいアレンジのテーマ曲が起用されている。
そして、「浴衣篇」。夏が香る贅沢なお茶、「青の伊右衛門」。風鈴の音色が、ひとときの涼を呼ぶ夏。姪(宮?あおい)が、伊右衛門の妻に浴衣を着付けしてもらっています。「ほら、よう似合うてる。」姪の襟を整えてあげる妻。「夏の香り・・・。」浴衣を香る姪。その傍の縁側では、器に注がれた冷茶が、夏の日差しに、よく映えます。並んで座って冷茶を飲む2人。「ええ香り。」冷茶の香りに夏を感じる姪。ちょっと贅沢な時間が流れます。風にはためく青い暖簾。「青の伊右衛門」。嬉しそうな姪に「かわいらしいなぁ。」と優しく声をかける妻。季節は、夏。贅沢な香りの冷茶と浴衣が、心地よい季節です。
二人が着る特製の浴衣に注目です。京友禅の老舗「千總」が、今回のCMのためだけに、仕立てた特注品。全ての工程を職人の手仕事のみで行った、こだわりの浴衣です。宮沢さん、宮?さんも、撮影の合間に、記念撮影されるなど、大変、気に入ったご様子でした。その様子は、まるで本物の姪と叔母のよう。撮影も非情に和気あいあいとした空気の中、進みました。こだわりの浴衣を着て、「伊右衛門、贅沢冷茶」を飲む。そんな二人のちょっと贅沢な夏の愉しみ方にご注目ください。