毎回「話題性のある主題と高品質のエンターテインメント」をテーマにしたドラマをお届けしている「ドラマ10」シリーズ。6月25日(火)から新ドラマ『激流〜私を憶えていますか?〜』がスタートする。この度、都内の撮影所にて取材会が行われ、主演の田中麗奈、競演の国仲涼子、ともさかりえ、桐谷健太らが登場した。
主演の田中は「皆さんと一緒に出来ている事がすごく楽しいです。待ち時間に同世代の方々と仲間のように語り合う時間も勉強させて高めてもらえたりとか、癒されたりとか、とても学ぶ事が多いので、本当に楽しんでやらせて頂いています。ミステリーなので、事件ももちろん出て来ますが、人間関係や人間模様を楽しんで頂きたいなと。大人になったひとりひとりが、光と影が見えるような、そこに深みが出ている、大人になったからこそ見えるその人の人物というか、失ったものとか、得たものとかそういうものが面白く描かれていて、楽しんで頂けると思います」と語った。
壮絶な役どころという国仲は「今回、売春をしている主婦という役なので、まず共感できる所が一切ないというのが、ある意味凄く楽しめるかなと思っています。大変なシーンも出てきていますが、そういう役がきたのも大人になったからかなって、何か素直に受け止めなれるかなと。私の役はとにかく色んな表情を最初から見せています。優しい笑顔や素直な笑顔、またある時は悪魔のような笑顔を見せたりなど。どういう人かわからない役というのが、私の今回のテーマかなと思っているので、キャラ作りも全くしていませんし、その時に感じたことを監督と相談しながら、少しずつ表現していけたらなと思っています。展開がスピーディーで、次から次へと色んな事が起こってくるので、1話から見逃さないで頂けたらなと思っています」と述べた。
そして、独身女性を演じるともさかりえは「美弥という役は、過去に事件をいろいろと起こしています。前科があったりで、大きな闇を抱えた設定ですが、どこか人一倍純粋で、素直でばか正直な女性なんじゃないかなと思っています。監督が日々、「もっとすさんだ感じで」とおっしゃるので家でもすさんできちゃって(笑)」と明かしてくれた。
刑事役の桐谷は「よくあるステレオタイプな刑事ではなくて、刑事である前に一人の人間なので、色んな事で悩みます。さまざまな心情をどんどん表現できたら……。その場その場で感じる空気や流れに身をまかせていきたいなという思いはあります」と意気込みを語った。
同ドラマは、柴田よしきの同名小説が原作で、田中演じる三隅圭子ら5人の同級生たちに、20年前に修学旅行で失踪した15歳の少女から、謎のEメールが届いたことがきっかけで再会するが、次々と不可解な事件が襲いかかる……!
東京近郊の小さな街で育った彼ら、転げ落ちる石のように仕事でもプライベートでも断崖絶壁に立たされ、人生の「激流」に飲み込まれて翻弄されながらも、友情を糧にミステリーを解明し、難局を乗り越えていく!
【出 演】
田中麗奈 国仲涼子 ともさかりえ 桐谷健太 山本耕史 ほかの皆さん
■ドラマ10『激流〜私を憶えていますか?〜』
2013年6月25日(火)22:00〜22:48(NHK総合テレビ)
人気バラエティ番組『ロンドンハーツ』では“俳優・竹山”としてイジられるほど、役者としても活躍している竹山。気の弱いサラリーマン役や変質者役が多いという竹山だが、このたびなんと女優・国仲涼子と“濡れ場”を演じたそうだ。
13日の『たまむすび』(TBSラジオ)によると、6月25日から放送開始されるNHKドラマ10『激流〜私を憶えていますか?〜』に出演予定のカンニング・竹山。本人いわく“いやらしいおじさん”の役とのことだが、なんと女優・国仲涼子と“濡れ場”のシーンがあったというのだ。
バラエティ番組などでのノリで「竹山とキスしろ!」と言われた女性タレントのリアクションは、「考えられない〜!」、「ギャ〜」といった悲鳴に近いものを竹山は目の当たりにしている。そんなキャラの竹山が濡れ場を演じることになったのである。竹山はお相手の国仲の立場を考えると、仕事といえども心の中では「ウェッ」と思っているに違いないと心配を口にした。
本番では、キスシーンとシャワーシーンが撮影された。2人が一緒にシャワーを浴びるシーンでは裸で抱き合い絡み合うというものだが、画面上ではシルエットのみ。実際には竹山が海水パンツを穿き、国仲は薄いボディスーツのようなものを着て臨んだそうだ。とはいえ抱き合いながらの撮影である。竹山はスイッチが入ってしまうと下半身が「マズイ!」ことにもなりかねないので、細心の注意を払ったという。ところが国仲と距離を置くあまりなのか下半身の影がくっきり映ってしまい、監督から「股間がモッコリなってるね」と恥ずかしい注意を受けてしまったそうだ。
ちなみにかつて竹山は奥田瑛二監督作品の映画に出演した際、奥田の娘である女優・安藤サクラを犯す役を演じたことがあった。その際父親である奥田監督に、“犯す”演技指導をしてもらうという気まずい体験もしていた。世の男性が憧れる女優との“濡れ場”だが、お笑い芸人といえども笑えないつらい仕事のようである。