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ロシア中部で隕石落下 負傷者500人あまり‐ロシア南部では空中爆発、数百人負傷

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 ロシア中部で、隕石とみられる物体が落下し、その際の衝撃で、広い範囲にわたって建物のガラス窓が割れるなどして、これまでに400人がけがをしました。

 ロシア中部のチェリャビンスク州などで、現地時間の15日午前9時すぎ(日本時間の15日正午すぎ)、空から火の玉のような物体が白い煙を残しながら落ちていくのが目撃されました。現地からの映像では、この物体は空中を落下する際に強い光を発しており、落下しながら大きな爆発音が数回あったということです。

 ロシア内務省によりますと、その際の衝撃で、広い範囲にわたって、学校をはじめ、建物のガラス窓が割れるなどして、これまでに400人がけがをしたということです。また、中心都市のチェリャビンスクにある亜鉛工場では、建物の壁の一部が崩れ落ちるなどの被害も出ています。

 このほか、チェリャビンスク州周辺で、爆音がした直後に一時携帯電話での通話ができなくなったほか、州内の学校では授業を取りやめたということです。

 ロシア非常事態省では、隕石が落下したものとみて、チェリャビンスク州を中心に半径数百キロの範囲を捜索し、燃え残った隕石の破片が残っていないか確認を急いでいます。


 ロシア南部で15日、飛来した隕石が上空で爆発し、その影響で247人が負傷した。同国非常事態省がCNNに明かした。同省は、隕石はウラル地方上空の下層大気で一部燃えたあと粉砕したと述べ、高層ビルなどの窓ガラスが割れるなどして負傷者がでたとしている。9人が病院に運ばれたという。

 同国メディアは、少なくとも3人が重体となっていると伝えている。

 隕石が落ちたのはウラル地方チェリャビンスク州サトカから80キロの周辺で、上空で数秒白く光り、続いて爆発のような大きな衝撃音が響いたという。


























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