女優観月ありさ（３６）が主演するＮＨＫ「ご縁ハンター」（４月１３日スタート、土曜後９・００）の制作発表会見が３１日、横浜市で行われた。
婚活をする人々の切実な思いを描くドラマで、仮面舞踏会形式の婚活も撮影した。プライベートでの参加の可能性を聞かれ、「仮面は興味はありますが、最後に取らないといけないので（観月と分かって）“あら、ビックリ”となるのが問題ですね」と笑わせた。
4月13日(土)からNHK総合で放送される予定の「ご縁ハンター」の取材会が1月31日に行われ、出演者の観月ありさと、松本利夫、大塚寧々、寺脇康文が登壇した。
同作は、「婚活」の世界を舞台にそこに生きる人々の真剣で切実な思いを描く。他人と比べられ、プライドさえも削り取られていく過酷な場所である「婚活市場」に足を踏み入れた蓮見利香(観月ありさ)らが「ただ一人のパートナー探し」の“真剣さ”や“切実さ”をリアルに感じながら、これからの人生にとって「何が一番必要で、何が一番大切か」を見つけ出していく。
自身も独身で婚活に興味があるという観月は「このドラマを通じてこんなにたくさんの婚活パーティーがあることを知り驚いています。結婚がどういうものなのかということを含め、働いている女性の幸せにはいろいろな形があると思うのでこの役を通じて自分自身も結婚について考えていきたいと思っています」と語り、婚活パーティーに対しては「顔を隠せる仮面パーティーには興味があるのですが、最後に仮面を取らなければいけないのが問題ですね。固苦しい感じのパーティーよりも、“フットサル婚活”や、“お料理婚活”など、一緒に何かを成し遂げていく婚活の方がすぐ仲良くなれる感じがするので参加してみたいです」と興味を示した。
また女性へ苦手意識を持つ坂本栄吉を演じる松本は「普段はEXILEとして活躍していますけど、今回はEXILEのときとは違った風貌になっています。自分が演じる坂本は、内気な存在で前に出ることが苦手な40歳の男性です。そんな彼が勇気を持って前へ踏み出していく気持ちを表現していきたいです」と役柄を分析し、寺脇は「ドラマの中では婚活で頑張っている方たちにアドバイスをする婚活マスター・結を演じています。この役では婚活パーティーに参加する登場人物たちを引き立てていくような演技をしていきたいです。それぞれの人たちの成長や希望へ向かって進んでいく姿を楽しんでもらいたいです」と意気込んだ。
最後に観月は「キャリアウーマンが多い現代で仕事にプライドを持って生きている女性は多いと思います。自分のスタイルを持って生きている利香が結婚相手を見つけるためにどのように変わっていくかを見ていただいて、自分自身のことや結婚について考えるきっかけになってくれたら良いと思います」と見どころを語った。
土曜ドラマ「ご縁ハンター」 4月13日(土)スタート予定(全3回)
毎週土曜 夜9:00-9:58 NHK総合で放送
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1月30日放送の”ホンマでっか！？TV”では、夫婦関係のウラ常識「婚活カップルの離婚率は57％！？」を伝えていた。婚活カップルの離婚率は57％について、テレンス・リー先生は、お見合いで結婚した夫婦は離婚率が低く、婚活パーティーでは、見栄を張る傾向が高いため、結婚後、露見して離婚に至ることを述べた。さらに結婚相談所に母親を連れてくるマザコン女性が増えており、体裁を気にして娘に結婚を強要する母親が多いことを述べた。
諸実あるかも知れないが、婚活パーティーでは見栄を張る傾向が高いらしい。そうした見栄の張り合いを描いたドラマなら面白いかも知れない。結婚したいとか、結婚しなければという脅迫観念ないしは社会的圧力という真剣さや切実さから見栄を張って仕舞うのかも知れないが、その結果が婚活カップルの離婚率は57％だとすれば、その真剣さや切実さは滑稽でしかないのではないか。滑稽さと”顔を隠せる仮面パーティー”は相性がいいのかも知れない。