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柔道女子五輪代表ら15人が監督、コーチの暴力とパワハラをJOCに告発

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 柔道女子の日本代表の強化合宿で暴力行為があったとして、国内女子のトップ選手15人が、女子代表の園田隆二監督らを告発する文書をJOC=日本オリンピック委員会に提出していたことが分かりました。

 JOCの関係者によりますと、文書を提出したのは、柔道女子のロンドンオリンピックの代表選手を含む15人の選手です。

 文書は去年12月に提出され、日本代表の強化合宿で、園田隆二監督やコーチが複数の選手に対し、平手でたたくなどの暴力行為やパワーハラスメントととられる行為を行ったと告発し、指導体制の改善を求めたということです。

 告発を受けたJOCでは、事実関係を確認し、全日本柔道連盟に対し選手の指導方法を改善するよう指導したということです。


 ロンドン五輪の柔道女子日本代表を含む柔道の国内女子トップ選手15人が、強化合宿などで園田隆二代表監督やコーチらによる暴力とパワーハラスメントを受けたとして、日本オリンピック委員会(JOC)に告発文を提出した。

 関係者によると、告発文は15人の連名で昨年11月中旬にJOCに送られてきた。告発内容には、練習や試合に際しての選手への殴打、暴言、負傷中の選手に対する試合出場の強制などが含まれており、JOCに加盟する全日本柔道連盟(全柔連)に強化態勢の改善を求めているという。

 全柔連は倫理委員会を設置し、園田監督ら複数の関係者から聞き取り調査を行った。園田監督は産経新聞の取材に対し「こちらの思いが選手に正しく伝わっていない部分もあった。正すべきところは正していきたい」と話した。

 大阪市立桜宮高校では、バスケットボール部主将の男子生徒が、顧問の教員から度重なる体罰を受けた後に自殺した。しかし、トップスポーツの強化現場で、暴力が問題になるのは異例だ。JOCのある幹部は「トップスポーツを含め、スポーツ界の抱える問題がまだまだ噴出する恐れがある」と指摘した。


























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