いじめが原因ではないかとみて捜査が行われている、女子高生の投身自殺事件から1カ月半後、「自殺を止められなかった」として苦しんでいた友人が、カウンセリングを受けた後に投身自殺した。
16日午後6時33分ごろ、大田市西区のマンション1階の出入り口の屋根で、Pさん（17）が血を流して倒れているのを通行人が発見し、病院に運んだが、約30分後に死亡した。
Pさんは、昨年12月2日に同市内で投身自殺したSさん（17）と同じ学校に通う友人だった。当時、PさんはSさんをカウンセリング担当教員の元へ連れていき、相談するよう促したが、Sさんは下校後、自宅があるマンションの14階から飛び降り死亡した。
大田市教育庁関係者
PさんはSさんが自殺したことをめぐり、非常に苦しんでいる様子だったため、教育庁が運営する相談センターでカウンセリングを受けていた。少しずつ快方に向かっていると思っていたが、突然このような事態が発生した。
昨年自殺したSさんは、遺書などを残していなかったが、遺族は「クラスメートたちから集団でいじめを受けていた可能性があるが、担任教師は放置していたようだ」として、警察に再捜査を要請し、これを受け警察が捜査を行っていた。
いじめを暴力を背景とした心理的圧迫と規定すれば、『自治会による社協会費納入等への協力を否定したわけではない（自治会費と社協会費を一括で集めることは思想、信条の自由を侵害、公序良俗に反し無効ー大阪高裁(確定判決))』も、またいじめに基づく行動だろう。この行動を法律で拘束しない限り、いじめへの対象はアヤフヤなものでありつづけるだろう。