女優・仲間由紀恵主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『サキ』(毎週火曜 後10:00)が8日にスタートし、初回視聴率が11.4%(関東地区)だった。2011年1月期のドラマ『美しい隣人』(同局系)で仲間が演じた“沙希”と同一人物が主人公、同じ悪女役に2年ぶりに挑んでいる。。前作ではターゲットが女だったのに対し、新作では“男たち”が狙われる。
前作は、2011年1月〜3月に全10話が放送され、期間平均視聴率は13.0%(同)。檀れいが演じる隣家の主婦など、女性がターゲットだったが、今回は男にチェンジ。前作では幼い息子を亡くした母親だったが、今回は総合病院の小児科で看護師として勤務している。
さらに、サキは料理が趣味で腕はプロ級。初回の冒頭ではアワビを美味しそうに食べていた。サキが勤める総合病院の元患者の中川(姜暢雄)が自殺すると、今度は血の滴るステーキを満足そうに食べながら、31歳の中川と同じ31年もののワインを味わっていたサキ。生き別れの弟として出会う大手雑誌社の記者・新田隼人には家庭料理を振る舞っていた。男たちはなぜサキに狙われるのか、目的は何かというサスペンスとともに、食事シーンが今後の見どころとなりそうだ。
また、NHK総合の「ドラマ10・いつか陽のあたる場所で」は7・4%、同「よるドラ・書店員ミチルの身の上話」は5・2%(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。